6月1日〜7日はHIV検査普及週間『キース・ヘリングと〈HIV/AIDS Art & Activism〉』開催!

中村キース・ヘリング美術館はリニューアルオープン記念展「KEITH HARING MULTIPLEXISM
#KeithHaringNow 多重化する二○○○年代以降のキース・ヘリング像」
の関連企画として、展覧会のテーマの一つである〈HIV/AIDS Art & Activism〉に焦点を当てたプログラムを開催いたします。
1990 年に31 歳の若さでこの世を去ったヘリングは、生前からアートを通してエイズの予防啓発のメッセージを発信する活動を行っていました。当館では2007 年の開館よりヘリングの遺志を受け継ぎ、エイズウォーク小淵沢をはじめとするHIV/AIDS とその予防啓発について考える企画を実施してきました。
本年度は、改めてヘリングの作品やポスター、また活動のマニュフェストとなったT シャツを展示し、ヘリングの〈HIV/AIDS Art & Activism〉の軌跡を追いながら、ヘリングと同時代に活動し、エイズによってこの世を去ったアーティストの最期の場所を記録した、アイラ・サックス監督の「ラストアドレス」などHIV/AIDS にまつわる映像作品も展示いたします。また、80 年代NY でヘリングが活動を共にしたエイズ患者の権利拡大を訴える団体ACT UP のドキュメンタリーフィルムを上映いたします。

中村キース・ヘリング美術館リニューアルオープン記念展 関連プログラム
『キース・ヘリングと〈HIV/AIDS Art & Activism〉』

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キース・ヘリング《沈黙は死》1989年 99x99cm シルクスクリーン
© Keith Haring Foundation 中村キース・ヘリング美術館蔵

プログラム①|企画展「キース・ヘリングと〈HIV/AIDS Art& Activism〉」
ヘリングがエイズ予防啓発のメッセージを発信するために描いた《沈黙は死》やポスター《アート・アタック・オン・エイズ》を展示いたします。また、これまであまり知られることのなかった当時の苦悩や葛藤が伺えるヘリングの日記もご紹介いたします。

日程|6月1日(月)~6 月30日(火)
時間|9:00 - 17:00
会場|中村キース・ヘリング美術館内 回廊

プログラム②|上映会『怒りを力に ACT UPの歴史』
ACT UPの活動を記録した映像から米国のHIV/AIDS運動の歴史を辿るドキュメンタリーフィルムを上映いたします。

『怒りを力に ACT UPの歴史』 “United In Anger : A History of ACT UP”
米国/2012/93分/日本語字幕 監督:ジム・ハバード
日程|6月7日(日)・14日(日)・21日(日)・27日(土)・28日(日)
時間|各回14:00 - 15:33
会場|中村キース・ヘリング美術館 多目的展示室
参加費|1,500円(入館料含む)

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プログラム③|コンドーム配布
企画展会場ではHIV検査普及週間(6月1日~7日)に併せ、当館オリジナルのキース・へリングのコンドームを配布いたします。

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プログラム④|学芸員によるエデュケーションツアー
当館学芸員によるHIV/AIDSエデュケーションツアーに無料でご参加いただけます。増築された空間に展示中のエイズ発症後、最後の個展のために制作された晩年の大作《無題(トライアングル)1988年8月15日》などを解説しながら館内をご案内いたします。

日程|6月7日(日)・14日(日)・21日(日)・28日(日)
時間|各回13:00 – 14:00
会場|中村キース・ヘリング美術館 *レセプションにご集合ください
参加費|無料(入館料別途)

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by staff | 2017年5月16日  | プレス

缶バッチをご寄付いただきました

ご来館のお客様より貴重な資料をご寄付いただきました。

キース・ヘリングにとって日本での初めての個展となった1983年開催のギャルリー・ワタリの「キース・ヘリング展。」
画廊の向かいのブックショップ「オン・サンデーズ」にてヘリングが行った滞在制作には、彼を一目見ようと毎日たくさんのファンが押しかけました。
当時、偶然その様子を見かけたお客様に、ヘリングは話しかけ、写真の缶バッチをプレゼントしてくれたのです。

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アートを通じたコミュニケーションを大切にしていたヘリングは、自身を一躍有名にしたサブウェイ・ドローイングの制作中にも、地下鉄構内を通りがかる人々に手づくりの缶バッチをプレゼントしていました。

現在開催中の「KEITH HARING MULTIPLEXISM #KeithHaringNow –多重化する二○○○年代以降のキース・ヘリング像」にて展示中の《記録映像》(1988年/ダンサー・CHINO蔵)でも日本のファンと気さくにコミュニケーションを取るヘリングの姿がご覧いただけます。

この度ご寄付いただきました缶バッチは、美術館にて大切に保管させていただきます。
本当にありがとうございました。

by staff | 2017年5月16日  | スタッフ日誌

当館での校外学習〜エデュケーションプログラム〜

 今年も北杜市立小淵沢中学校より44名の生徒の皆さんが校外学習の一貫で当館にご来館くださいました。
小淵沢の自然や文化施設を巡り、与えられた課題を通して自ら学ぶ力を育むことを目的に実施されている校外学習。
当館のエデュケーションプログラムでは、キース・へリングというアーティスト、彼の描いた作品への理解を深めるとともに、生徒の皆さんに自ら考え、様々な答えをみつけだす楽しみを味わっていただくため、学芸員による対話型のギャラリーツアーをおこないました。

5-6名のグループで数班に分かれて到着した生徒たち。
よろしくおねがいします!と元気いっぱいの挨拶からはじまりました。

「学校に戻ったら新聞をつくるんです。」と教えてくれたみなさん。
いつも美術館に遊びに行く時とはまたちがった意気込みで、館内ツアーのスタートです。

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たくさんのひとに読んでもらえるような、分かり易くておもしろい新聞をつくるという目標に向かって、学芸員の話に熱心に耳を傾け、知恵を絞ります。
「この作品の中では何が起こっているのでしょうか?」「何が描かれてますか?」という問いに対しては答えにつまる子も多く、初めは笑顔でおしゃべりしていた生徒たちも、じっくりと作品を眺めていました。
「よくわからない」というのもひとつの答え。
素直に感じることを言葉にすること、作品の奥に込められたメッセージを読み解こうとする賢明な姿がみてとれました。

親しみ深いへリングの作品ですが、なかには謎めいた要素もたくさんあります。
そんなへリングの作品鑑賞を通して、この作品には何が描かれているんだろう?と考える力、仲間と一緒にこたえを導き出そうとする過程の大切さを感じていただけたのではないでしょうか。

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中村キース・ヘリング美術館ではこうしたエデュケーションツアーや毎週日曜にはギャラリーツアーを行っております。 団体割引もございますので、ご見学をされる際には、お気軽に御相談下さいませ。少人数でも実施可能ですので、お問い合わせいただけましたら幸いです。

by staff | 2017年5月16日  | スタッフ日誌

リーネ・ディゲットによるランドアート展vol.3開催

2015年5月12日(火)〜17日(日)まで「Blue Dream in Nature:リーネ・ディゲットによるランドアート展vol.3」が北杜市オオムラサキセンターの自然公園で開催されています。
森に浮かぶ海をテーマにリーネが公開制作を行います。
遥か遠くの海は実は身近な森とつながっている…そんなことに思いを巡らせながら是非ご参加ください!
オオムラサキ自然公園の国蝶オオムラサキの生息する広大な森でランドアートが体験できます。
会期中5月14日(木)・17日(日)にはリーネによるワークショップ講座も受講できます。
詳細は☞http://goo.gl/izTpU7

*昨年当館にて開催されたリーネ・ディゲットによるワークショップの様子は、過去のニュースブログにてご覧いただけます☞http://u222u.info/kU4m

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by staff | 2017年5月16日  | スタッフ日誌

5月4日はキース・ヘリングの誕生日!

中村キース・ヘリング美術館で現在開催中のリニューアルオープン記念展「KEITH HARING MUTIPLEXISM #KeithHaringNow 多重化する2000年代以降のキース・ヘリング像」では、「Multiplexism(多重性)」を切り口に、ヘリングの多彩な作品を、多角的なテーマに沿ってご紹介しています。
本日はもうすぐ訪れるキース・ヘリングの誕生日と音楽にまつわるエピソードをお届けいたします。

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《イコン#1(ラディアントベイビー)》1990年 シルクスクリーン 53.34 x 63.5cm
中村キース・ヘリング美術館蔵


ヘリングは生前、自身の5月4日の誕生日を祝う〈パーティ・オブ・ライフ(人生最大のパーティ)〉をNYのディスコ、クラブで開催していました。第1回目の〈パーティ・オブ・ライフ〉は1984年に伝説的ディスコ〈パラダイス・ガラージ〉で行われました。ラリー・レヴァンのDJ、マドンナのパフォーマンス、LA IIが手がけた装飾とのコラボレーションが実現したパーティは、およそ3,000人もの人を集めました。

ヘリングは当時、アンダーグラウンドで絶大な人気を得ていた〈パラダイス・ガラージ〉に毎週通い、1982年にはドローイング展を開催。1985年にはディスコの女王、グレース・ジョーンズのステージのためにボディ・ペインティングをするなど、〈パラダイス・ガラージ〉を通して、ヘリングと音楽のコラボレーションの軌跡を見ることができます。

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当館で開催中の展覧会でも〈パラダイス・ガラージ〉にオマージュを捧げた空間を設けています。またミュージアムショップ、中村キース・ヘリングPOPSHOPで流れるのは、ラリー・レヴァンと共演経験もあるDJ NORIのスペシャルな音源。ヘリングが体感した熱狂を彷彿とさせるミックスです。
2010年にコラボレーションを開始したNYの衣裳デザイナー、パトリシア・フィールドとのコレクション「K.Haring by HOUSE of Field」も販売中。(コレクション発表のショーは〈パラダイス・ガラージ〉をテーマに構成されました。フォトレポートをこちらからご覧いただけます。)

2015年5月4日には特別に当館iPadをご利用いただき、ヘリングにお祝いのメッセージを発信するイベントを開催いたします。
#KeithHaringNowをつけてヘリングのお誕生日をお祝いしましょう⭐︎
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます!

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昨年のキース・ヘリングの誕生日にはご来館者の皆様からTシャツにメッセージをいただきました!

by staff | 2017年5月16日  | スタッフ日誌